エンジンオイル交換
~エンジンオイルの使い方で、こんな間違いをしていませんか?~

- エンジンオイルなんて何を選んでも同じだから安ければいい
- 高価なエンジンオイルを選んでおけば間違いない
- エンジンオイルは車の性能とは関係ないから、なるべく長い期間変えないほうが節約になる
- 私は普段の買い物くらいにしか車を使わないから、1年以上エンジンオイルを交換しなくても大丈夫
これは、一般の人が知らずにおかしてしまう間違いの典型例です。
実は、エンジンオイルはただ入れておけばいいというものではありません。エンジンオイルには、エンジンの内部を保護する重要な役割があります。エンジンオイルがお車に合っていれば、パワーも良くなり燃費も上がります。どんなに高価なエンジンオイルでも、車にあっていなければ、その車の力を引き出せません。
エンジンオイルを長い間交換せずに古いまま使っていると、粘度がさがり、「密封」機能がさがり、パワーがダウンします。車の燃費は悪くなりますし、車の寿命が短くなってしまい、節約にはなりません。
当社では、以下の3つの基準から総合的にエンジンオイルを選んでいます。
1.自動車の種類による違い
ガソリン車・ディーゼル車・ターボ車・ノンターボ車・エコカー・外車によって、使うエンジンオイルが異なります。
2.走行方法による違い
走行方法によっても交換サイクルが異なります。
・ノーマルコンディション(一般的な使用状況)・・・半年程度。
・シビアコンディション(厳しい使用状況)・・・もっと早い交換がおすすめです。
シビアコンディションに該当する走行条件
- ①悪路(凸凹道、砂利道、雪道、未舗装路)
- ②走行距離が長い(20,000㎞/年以上)
- ③山道・登坂路の頻繁な走行(登り下りが多くブレーキの使用頻度が多い)
- ④短距離(目安:8㎞/回)走行の繰り返し又は外気温が氷点下での繰り返し走行が多い(近所への買い物が中心といった使い方はここに当てはまります)
- ⑤低速走行が多い場合。アイドリング状態が多い
意外に思われるかもしれませんが、通勤距離が短い(片道8㎞未満)、近所への買い物が中心といった方はシビアコンディションに該当します。
3.エンジンオイル自体の性能の違い
エンジンオイルは温度によって粘度(液体の粘り度合)は変化します。
「高温」になると サラサラ・・・粘度低下
「低温」になると ドロドロ・・・粘度上昇
寒い時でも暑いときでも同じ粘度を保つエンジンオイルが理想的です
エンジン内部抵抗の低減化(ピストン&リングの摩擦低減)のために「低粘度エンジンオイル」が主要となってきています。
当社では全国 1,600社加盟のロータスクラブ(優秀整備工場の全国ネット)が推奨するロータスオイルを使用しています。
エンジンオイルの働き(5大作用)
- 潤滑作用(減摩作用)
金属と金属の間に油膜をつくることで金属同市が直接触れないようにし、摩耗抵抗を 減らしエネルギーロスを減らす。(摩擦を減らしパーツを保護) - 密封作用
ピストンとシリンダーの隙間を油膜を作りシリンダー内の燃焼ガスの圧力が抜けるのを防ぐ(パワーに影響する) - 冷却作用
エンジン内部を潤滑することで潤滑部分の摩擦熱や、燃料の燃焼によって発生した熱を奪って冷却する。(エンジンの変形や損傷を防ぐ) - 清浄分散作用
エンジン内部に発生したカーボンやスラッジを各部に沈殿堆積させることなく、微小な粒子にしてオイル中に分散させる。 - 防錆・防蝕作用
エンジン内部の金属パーツを水分から守り、錆や腐蝕の発生を防ぐ。(オイルが水分を吸収・発散することで防ぐ)
エンジン始動時の粘度 | 0W・5W・10W・15W・20W (低い方が寒くても硬くなりにい) |
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走行状態での粘度 | 16・20・30・40・50・60 (高い方が高温時でもオイルがサラサラにならない) |
とはいえ、どんなエンジンオイルを使えば、車に合っているかわかりませんよね?
そんな方も、ご安心ください。
当社では、車のプロがお客様のお車を拝見し、お車に合ったエンジンオイルを提供させていただきます。
エンジンオイル交換(工賃込) | 通常1ℓ1,320円のところ 当社で「販売」又は「車検」のお車は、次回車検までの間にご来店いただくと1ℓ660円(税込) になります。 |
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車検時エンジンオイル交換 | 通常1ℓ1,320円のところ 1ℓ 660円(税込) |
12か月点検時の エンジンオイル交換 |
通常1ℓ1,320円のところ 1ℓ 660円(税込) |
※ 3,000km~5000kmごとのエンジンオイル交換をおすすめします。
※ 一部車種は別料金となります。